Charles University 臨床留学体験記
6年 澤瀬 幹太
私は4週間、Charles Universityに交換留学生として臨床留学しました。自身の英語能力を向上させることと、異文化での医療のあり方や考え方の違いについて学ぶことを目的としていました。Charles Universityには3つの医学部があり、私は第二医学部に留学しました。この医学部にはlocal classとinternational classがあり、前者にはチェコ語を母語とするチェコ人やスロバキア人学生が、後者にはヨーロッパ諸国をはじめとする様々な国からの学生が所属しています。私はinternational classに参加しました。
International classでは英語で授業が行われ、私以外にもErasmusというEU圏での短期留学システムを利用して留学している学生が多くいました。大学の授業ではAIM(Anesthesia and Intensive Care Medicine)とSurgery II(脳神経外科、整形外科、小児外科、その他の外科)に参加しました。
AIMの授業は実践的で、ショックバイタルの模擬患者を蘇生するワークショップや双方向型の授業が非常に刺激的でした。Surgery IIでは整形外科および小児外科に参加し、希望すれば脳神経外科やその他の外科のオペも見学できました。両方の科で座学の授業がありましたが、どの授業も双方向型で、アウトプットの重要性が強調されていると感じました。
放課後は現地の学生と交流し、授業外でも非常に充実した1ヶ月を過ごすことができました。この留学で、積極性の大切さを再認識しました。現地の学生は疑問があればすぐに先生に質問し、その学ぶ姿勢に感銘を受けました。この経験を活かし、残りの学生生活や研修生活を充実させたいと思います。
最後に、このような貴重な経験をさせていただいたことに心より感謝申し上げます。国際交流センターの神人先生、林さん、Charles University第二医学部の先生方、秘書のByrneさん、その他お世話になった多くの皆様、本当にありがとうございました。